その51 関東平野(かんとうへいや)
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方 角:南東
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撮 影:群馬県太田市金山山頂
「遠く望むは関八州、天下の堅城ここにあり」中世の山城の姿をとどめる金山城址が、五〇〇年の星霜を経て復元され、鮮やかに甦った。
  その山頂からは雄大な日本最大の関東平野が広がり、その遥か彼方から『新しい世紀』の初日の出が今、昇る。光る利根川の向こうの大地には日本の人口の三分の一、四千万人が住み、その中央に首都東京が位 置する。明治とともに京都から遷都された大都会は、日本の政治、経済、文化の中枢である。金山城跡には太田発展の基礎を築いた「日本の飛行機王」中島知久平の胸像がはるか東方を静かに時の流れと共に見つめている。知久平は太田市を中心とした両毛三十万都市構想を既に六十年前に打ち出していた。今、広域合併の機運が高まり、論議が始まっている。偉大な政治家の夢は両世紀の懸け橋となり、新しい世紀へと引き継がれる。光は東方より。新しい未来の幸多かれ。
関東平野関係
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