その54 焼山(やきやま)
標 高:72m
方 角:太田市内
距 離:太田市内
位 置:
群馬県太田市東長岡町
撮 影:群馬県太田市庁舎
 ♪朝日影松に照り映え、世世のあと問えば答える…♪。昭和30年代、北中学校の周りは北から東に田園が広がり、現在情報商科専門学校のある北の焼山は、桃畑や雑木林で覆われていて、のどかな風景を見せていた。
  南の富士重工には爆撃の後を残す「のこぎり屋根」と呼ばれる建物と煙突が、戦争の影を映すかのようにのアシ原の中にそびえていた。遊びの少なかった子供たちにとって、鉄条網の中は格好の遊び場で、忍び込んではザリガニ取りや鮒釣りに興じた。今、水辺を取り戻そうと流行りのビオトープがすぐ傍にあったのである。
  西門の文具と駄菓子の「きりや」は、登下校の生徒のの溜まり場で、冬の串おでんは、北裏の「野村」の焼きそばと共にすきっ腹に一番のご馳走だった。この度の省庁再編により巨大官庁となった国土交通 省の小川忠男国土交通審議官は、北中出身の現代のトップエリートである。
焼山関係
その近辺等の情報・画像・リンクが有りました御投稿をお願いします。