その77 大山(おおやま)
標 高:1、246m
方 角:南
距 離:97Km
位 置:神奈川県

撮 影:群馬県太田市庁舎
 太田から見える最南端の山、南97キロ、その昔海路の目印となったといわれるピラミッド型の美しい大山(1246m)が望める。
  神奈川県丹沢山塊の東の端に位置し、山頂には石尊大権現が御神体の、崇神天皇の紀元前九七年頃の創建と伝えられる阿夫利神社がある。
  万葉の昔から霊山として信仰を集め、中腹の大山不動(雨降山大山寺)には雨乞いの縁起があり、別 名雨降山の由来もここにある。江戸後期には、大山詣の講が各地にでき、庶民の信仰のメッカとして年間20万人もの参詣者で賑わった。行楽地としても人気を呼び、落語に「大山詣り」があるほどである。太田でも旧双葉町地内に「石尊様」として崇めた、地域の鎮守様があった。今は新宿から小田急とケーブルで半日もかからないで手軽に登れる。
  頂上からは360度の展望が素晴らしく相模平野、京浜地区、房総はじめ関八州が手にとるように見える。
大山関係
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